初めてキャッシングを利用してみようと思う人は、
「取立てがきて怖そう」
「お金が必要だから利用したいけど抵抗が。」
という気持ちがあると思います。
しかし、キャッシングの本当に怖いところは、
キャッシングを重ねるにつれ、
借りる時の心理が、
変わっていくところにあります。
今回の記事では、
キャッシングの落とし穴と、
利用する前に知っておきたい心構えを、
紹介します。
キャッシングの落とし穴
始めてキャッシングをするときは、
「すぐに返そう」
「無理ない額にしよう」と、
すぐに返す心理が働き、キャッシングしても、
なるべく早く返そうとします。
それにより、借りてもすぐ、
返すことに専念し、借金状態は、
短期になる場合がほとんどです。
しかし、2回目以降は「慣れ」がでて、
「すぐ返せば怖くない」
「金利さえ払っておけばもっと借りられる」
「もっと借りても大丈夫」という、
心理が生まれてきます。
そのため、『お金が無くなる→キャッシングに走る』という、
思考が最初のときより、格段に早くなり、
簡単に借り入れをするようになります。
結果、「借りられる額＝自分のお金」といった、
感覚に陥り、多重債務になってしまうのです。
「そんなバカな！」と思う人もいるでしょう。
でもこれは事実です。
貸し借りを繰り返すと、
借り入れ可能額＝自分の預金額のような、
錯覚に陥ります。
かつて筆者もそうでした。
『3万円返済したから、
3万円また使える（借りられる）』といった、
ことを思ってしまうのです。
自分のお金ではないのに、です。
こういった思考回路になると、
借金している感覚はありません。
初心を忘れず、安易な借入をしないこと
借金の感覚を失うと、
なかなかもとの感覚に戻るのは大変です。
そうならないためには、
安易なキャッシングをしないことが、
本当に大切です。
キャッシング＝借金であり、
利用可能額は、
自分の預貯金ではありません。
そのことを肝に銘じておきましょう。
まとめ
- キャッシングは怖いイメージ。
- 怖いのは初回借入前のイメージより、
実はその後。 - 限度額＝預貯金と錯覚しがちに。
- 安易な借り入れはせず、
計画的に利用すること。 - 計画的な利用で、
便利なものになってくれます。
本当に必要なときは利用する、
計画通りに利用すれば、
キャッシングは便利なものです。
軽率な利用は避け、
必要時を見極める。
これがキャッシングとの、
うまい付き合い方と、
いえるでしょう。