JAカードの返済を延滞すると生じる問題について

この記事では、JAカードの返済を延滞すると生じる問題について、という内容をお届けしていきます。

長期に渡る返済遅れを「延滞」といい、主に5つの問題が生じます。

遅延と延滞の違いや、5つの問題の詳細を確認していきましょう。

遅延と延滞の違い

どちらも似たような意味合いですが、金融業界では下記のように定義されています。

• 遅延：短期間の遅れ
• 延滞：61日以上または3ヶ月以上の遅れ

遅延よりも延滞の方が深刻で、より重いペナルティが課せられます。

場合によっては裁判所も介入してきて、法的手段（財産の差し押さえなど）が取られることもあります。

JAカードの返済を延滞すると生じる問題

JAカードの返済を延滞すると、主に下記5つの問題が生じます。

• 遅延損害金
• JAカードの利用停止
• 電話やハガキによる催促
• 信用情報機関への記録
• JAカードの強制解約

（1〜3は数日程度の遅れでも生じる問題）

遅延損害金

遅延損害金とは「延滞金」であり、滞納分とは別で支払わなければなりません。また、延滞が長引くほど、額も膨らんでいきます。

遅延損害金の額は、下記の計算式で算出されます。

• 利用残高×遅延損害金利率÷365日（366日）×返済日からの経過日数

JAカードの利用停止

1日でも返済に遅れた時点で、JAカードの利用が停止されます。

そのため、キャッシングを利用して間に合わせとして返済する、というような使い方は出来ません。

電話やハガキによる催促

引き落とし日から数日経過すると、支払いを促す電話やハガキが届きます。

すぐに対応しない・さらに返済が滞るようだと、催促のスパンがどんどん短くなっていきます。

信用情報機関への記録

「延滞した」という実績が、信用情報機関に記録されます。

信用情報機関とは、全国の金融機関（銀行やクレジットカード会社）が加盟している機関です。

そして、ここに記録された情報は、金融機関同士で照会・共有されます。

延滞などのマイナス情報も共有されるので、JAカード以外のクレカ利用にも、悪影響が生じる可能性があります。

JAカードの強制解約

返済能力がないとみなされると、有無を言わさずにJAカードの強制解約が執り行われます。

※この時、利用残高の一括請求も同時に行われます。

どうしても返済できない...となると、給料の一部差し押さえなどが行われます。

まとめ

JAカードの返済を延滞すると生じる問題について、という内容をお届けしてきました。

61日以上、または3ヶ月以上に渡る返済遅れを「延滞」といい、主に下記5つの問題が生じます。

1. 遅延損害金
2. JAカードの利用停止
3. 電話やハガキによる催促
4. 信用情報機関への記録
5. JAカードの強制解約

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