ゆうちょ銀行カードローン[したく] 返済を延滞すると生じる問題と対処法

ゆうちょ銀行カードローン[したく]の延滞について、詳細をまとめたページです。

返済遅れが長期にわたると「延滞」と判断され、数々のペナルティが課せられます。

どのような問題が生じるのか？

また、どうやって対処すればいいのか？

詳しく見ていきましょう。

返済遅れが何日になると「延滞」になるの？

金融業界において「延滞」は、下記のように定義されています。

• 61日以上または3ヶ月以上の遅延

短期間の返済遅れは「遅延」、長期間の遅れは「延滞」という形になっています。

ただし、1ヶ月程度でも延滞と判断されることもあります。

また、遅延を複数回起こした場合も延滞になることがあります。

1回くらいなら大丈夫だろう...と安易に考えるのは絶対にダメです。

ゆうちょ銀行カードローン｜延滞すると生じる主な問題

ゆうちょ銀行カードローン[したく]の返済を延滞すると、最大で7つのペナルティが生じます。
（下にいくにつれて危険度が高くなっています）

• 遅延損害金
• カードローン利用停止
• 信用度低下
• 限度額の引き下げ
• 信用情報機関への記録
• 残高の一括請求
• 督促状

また、したく以外のカードローンやクレジットカードの利用に悪影響が生じる可能性もあります。

ここからは、上記の問題について詳しく見ていきます。

遅延損害金

いわゆる「延滞金」です。

1日でも遅延すると生じるもので、日数が長引くほど額も膨らみます。

また、遅延損害金の額は下記の式で計算されます。

• 利用残高×遅延損害金利率÷365日（366日）×返済日からの経過日数

※したくの遅延損害金利率は「19.5%」

カードローン利用停止

返済に遅れた時点で、カードローン[したく]の利用が停止されます。

そのため、限度額に達していない状態でも、追加融資を受けられなくなります。

停止を解除するには、滞納分と遅延損害金を返済する必要があります。

信用度低下

延滞する＝返済期日を守らなかった、ということ。

約束を破ったわけですから、信用度が大きく低下します。

今すぐに実感することではありませんが、今後[したく]を利用するにあたり悪影響が生じます。
（増額審査に通らないなど）

限度額の引き下げ

返済を延滞すると、返済能力に問題がある、と判断されます。

その結果、限度額の引き下げ措置がとられます。

一度限度額が引き下げられると、元の限度額に戻す（増額する）ことがとても難しくなります。

信用情報機関への記録

「延滞した」という実績が、信用情報機関に記録されます。

この機関には、全国の金融機関（銀行／消費者金融／クレジットカード会社など）が加入しています。

そして、個人情報や利用実績が照会・共有されます。

なので、延滞という実績が記録されると、他社のカードローンやクレジットカードの利用にも悪影響が生じます。

また、新規で契約する際にも不利な要因になってしまいます。

残高の一括請求

返済する意思がないと判断されると、残高の一括請求が届きます。

同時に、カードローン[したく]の強制解約措置がとられることも。

解約されると、その後数年間は再契約することができなくなります。

督促状

いわゆる「最後通告」です。

記載内容にすぐ対応しない場合は、法的手続きがとられます。

返済を延滞した時にやるべきこと

延滞しないことが一番ですが、もし延滞してしまった場合は、早急に電話をして相談してください。

放置する、電話がきても無視するという対応は絶対にしないでください。

連絡先が下記の通りです。

【スルガ銀行　ゆうちょローンサービスセンター　カードローン・デスク】
電話番号：0120-508-911
受付時間：月〜金曜日　9時〜19時
（祝休日、12/31〜1/3を除く）

電話をしたら、延滞の理由を正直に伝え、今後の返済計画を担当者と一緒に考えます。

その後は、計画を徹底的に管理し、1日でも早く完済できるよう心がけましょう。

まとめ

• 延滞は遅延よりも重大な問題が生じる
• 最悪の場合、強制解約もあり得る
• 延滞した時はすぐに電話をして相談

延滞した時に絶対やってはいけないことは、連絡しない／電話を無視するの2点です。

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