【借金返済のための金融商品!おまとめ・
一本化】借金をキャッシングやカードローン
にておまとめする=まとめて返済を一本化
すると、うまく金利負担が減る!?
現場のメリットやデメリットを
まとめました。
こんにちは、ヤンマーです。
この記事では、
「キャッシング・消費者金融での
借金の借り換え・おまとめ・一本化の
メリットやデメリット」を紹介します。
借り換え・おまとめ・一本化って?
- 借金返済を目的とした金融商品
ねえねえ、ヤンマー。
「借り換え」とか
「おまとめローン」って何だい?
最近よく見る言葉なんだけど。
「借り換え」「おまとめローン」は
借金返済を目的とした金融商品です。
他にも「一本化」とも呼ばれますよ。
ふーん。
借金返済のための商品なんだ・・・。
でも「借り換え」ってさ
わざわざそんな事する必要あるの?
今利用している金融消費者とは
違う消費者からお金を借りなおすって事でしょ?
そんな事して何になるの?
面倒だし手間がかかるだけじゃない?
あれ?何か僕が勘違いしてる??
ちょ、ちょっと、落ち着いてください。
ではそんなウーゴくんの為に
・なぜ借り換えをするのか?
・借り換えのメリット
・借り換えのデメリット
を紹介していきますね。
なぜ借り換え・おまとめ・一本化とは?
- 借金返済のための金融商品
まず押さえておいて欲しいのは、
借り換え・おまとめ・一本化は
借金返済のための金融商品だと言う事です。
(以後は総称して、"一本化"と表現します)
借入の一本化で得たお金は
あくまでも借金返済を目的としたお金であり、
生活費・娯楽費などには
使えないモノだと考えてください。
なぜ一本化をするのか?
- 借金を返済するため
前述したように一本化は、
借金を返済するための商品です。
つまり、一本化するのは
借金を返済するため、と言えますね。
うーん、だからさ、
借金を返済するためだけだったら
別に一本化とかいらないんじゃん?
めんどくさいし・・・。
消費者金融の利用が一社だけであれば
一本化は必要ありません。
ただ、消費者金融を
複数社利用しているのであれば
一本化は非常に便利な商品なんです。
一本化のメリット
一本化のメリットは2つ。
- ①利息の負担を減らせる。
- ②返済計画が立てやすい。
この2つが借金完済の為に
とても大きな役割を果たします。
①金利を低くできる
一本化を利用すると基本的に
金利が低くなり負担が少なくなります。
なぜ金利の負担が減るのかと言うと、
金利は、借入金額に比例して安く設定されるからです。
10万円借入した時よりも、
100万円借入した時の方が金利(%)は安く設定されます。
つまり、金利・利息に関して言えば
大きなお金をまとめて借り入れる方がお得に利用できます。
この大きなお金をまとめて、金利を低する
と言うのが一本化の目的の一つです。
では、具体的にどれくらい金利が低くできるのか?
図も交えて紹介しますね。
一本化による金利負担減の具体例。
例えば・・・
ウーゴくんが消費者金融を
3社利用しているとします。
A社、B社、C社からそれぞれ
利息18%で50万円を借入れています。
この場合、月々の返済額は
いくらになるか分かりますか?
分かんない(きっぱり
この場合、3社合わせて
月々38,280円の返済が必要です。
総返済額は2,259,312円になります。
<3社から合計150万円>
ってか少しは考えてくださいよ。汗
いいから続けて。
わ、分かりました・・・。
つまりウーゴくんが
合計3社から150万円借入する場合、
月々の返済額は38,280円です。
しかし実は一本化を利用して
借入先を1社にまとめると
金利が安くなり月々の返済額が減ります。
これは前述した通り、
大きな金額を借入れると適用利率が下がるからです。
具体的に、一本化を行って
3社からの借入を1社にまとめ、
金利が18%から15%に引き下がった場合
月々の返済額は35,930円になり、
返済総額は2,119,942円になります。
結果、一本化をする前と後では
月々の返済の負担が2,350円
総返済額の負担が139,370円軽くなるんです。
ふ~ん・・・・
って、え!どうして?!
めちゃくちゃ負担減ってるじゃん。
総返済額で14万円も違う・・・。
これが一本化を
利用する最大のメリットなんです。
金利は借入額に応じて変動します。
10万円借りるのと、
100万円借りるのであったら
100万円を借りた時の方が金利は低い・・・、
つまり、
3社から50万円ずつ借りて返済するよりも
1社から150万円借りたほうが金利が安くなるんです。
へえー、そうなんだね・・・。
これはあれだね、つまり
消費者金融を利用するなら
普段から会社は一本に絞った方が良い・・・って事だね。
その通りですね。
利用限度額の関係もあるので
実際は難しいかもしれませんが。
②返済計画が立てやすい
一本化のメリットには、
返済計画が立てやすくなる事もあげられます。
一本化を検討していると言う事は、
複数社から借金があると言うことです。
つまり毎月の返済に精一杯で
各社の返済残高も把握できていない・・・。
と言う人も多いはず。
しかし、一本化をする事で
借金の返済残高が把握でき
返済へ計画が立てやすくなります。
月々の返済が1回に
まとめられるのもありがたいね。
複数社から借入して、
毎週返済日の事を考えるのは・・・
正直きついよね。
おまとめローンのデメリット?
こう聞いてみると、
借金の一本化って本当にメリットだらけだね。
逆に一本化にして損する事・デメリットは無いの?
一本化にもデメリットはもちろんあります。
しかし、ほとんどの場合は
一本化を正しく理解して利用すれば回避できます。
一本化の主なデメリットには以下の5つが上げられます。
- ①審査が厳しい
- ②返済総額が高くなる?
- ③詐欺業者に注意
- ④追加の借入ができなくなる
- ⑤危機感がなくなる
①審査が厳しい可能性
借換えで金利が安くなる、
これが借換えの最大のメリットです。
しかし、
金利が低い消費者金融や銀行系ローンは
やはり審査が厳しい会社が多いです。
そのため、借換えをしたくても
なかなか審査に通らない事がある。
これもデメリットの一つです。
②返済総額が高くなる?
一本化の方法によっては、
結果的に総返済額が高くなる場合があります。
具体的には、以下のパターンで、
総返済額が高くなる可能性があります。
①毎月の返済額を減らす場合。
②一本化時に手数料が発生する場合。
例えば、一本化をして
月々の返済額を減らす場合。
このような方法を選ぶと、
確かに月々の返済負担は減ります。
しかし、結果として返済期間が伸びしてしまい
返済総額が増える事があります。
<具体例(シミュレーション)>
借入元金:200万円
一本化前
利息:18%
返済額:8万
返済期間:32ヶ月
完済時の返済総額:2,525,564円
一本化後
利息:15%
返済額:5万
返済期間:56
完済時の返済総額:2,789,895円
ここでのシミュレーションでは、
一本化後の方が返済期間が24ヶ月長く、
返済総額が264,331円多くなっています。
返済総額が増えても、
月々負担を減らしたい人にとってはメリットです。
しかし、返済総額を重視する人にはデメリットです。
一本化をする場合は、
しっかりと相談・シミュレーションをして利用を決定してください。
③一本化を餌にした詐欺業者の存在
一本化・おまとめローンを餌に
債務者を狙う詐欺業者も存在します。
詐欺の方法には
手数料や保証料を請求する、
債務整理を執拗に勧めるなどがあります。
もちろん、正当に手数料を要求する会社、
善意で債務整理を勧めてくれる業者も存在します。
しかし、利用する会社は慎重に選びましょう。
④追加の借入が出来なくなる
⑤危機感が緩む
④追加の借入が出来ない
⑤危機感が緩む
借換えローン借金完済に向けたローンなので、
使途目的が明確であり、
生活費や娯楽費などの追加融資を受けられません。
つまり、一本化の前のように
「急な出費に対応できなくなる」事もデメリットと言えます。
また、一本化によって精神的な負担が減る事で
さらに過剰な借り入れを行う事も否定できません。
一本化を終えた後は、
以前の消費者金融のカードを破棄する、
契約を解除するなど事前に対策をしておきましょう。
まとめ
一本化を上手く利用する事で
借金の返済計画が立てやすくなり
借金の完済が現実的になります。
一本化は、
複数社から借金をしていて
各社の返済残高を把握できていない、
完済までの道筋が見えない、
毎月何回も返済をするのが辛い、
と言う人にオススメです。
借換えには確かにデメリットも存在します。
しかし、利用する前に会社の人としっかり相談する、
事前にしっかりと対策をする事で解決できるものがほとんどです。
一本化のメリット・デメリットを
しっかりと把握して利用を検討してくださいね。