キャッシングをするにあたり、
「消費者金融と銀行系はどう違うの?」、
「どちらがオトクなの?」といった、
疑問が生まれます。
今回はキャッシングする前に、
知っておいて欲しい、
消費者金融と銀行系カードローンの、
違いについて紹介します。
この記事でわかること
消費者金融と銀行系カードローンの違い
違いその1:守るべき法律が違う
消費者金融と銀行系とでは、
適用される法律がそれぞれ違います。
消費者金融は貸金業法、
銀行系は銀行法という、
法律に基づき、運営を行っています。
違いその2:消費者金融は『総量規制』がある!
消費者金融に適用されている法律、
貸金業法には、
「総量規制」という制約があります。
これは、年収の3分の1以上の、
お金を貸してはいけないという法律です。
たとえば、年収300万円の人は、
100万円以上の借り入れはできません。
貸金業協会の、
登録番号のある貸金業者は、
この総量規制の下で、
借入を行っています。
違いその3:銀行系は独自の審査を行う!
銀行系カードローンは、
銀行法の元で運営されているので、
総量規制の対象外です。
各銀行はそれぞれの審査基準を持ち、
銀行独自の審査と、
保証会社の審査を行います。
なので消費者金融よりも審査が
厳しいケースが多いです。
- 一定の収入。
- 他社からの複数借入がない。
- 年齢、勤務先、居住地などの、
個人情報が明瞭であること。
これらは、最低限、
満たしておかなければなりません。
というのも、銀行は、
消費者から預かったお金を元に、
資産運用しています。
誰にでも簡単に貸すような銀行では、
消費者は安心して、
預けることはできませんよね。
こういった、
銀行の信用という視点からも、
審査は厳しいものとなっています。
まとめ
【消費者金融】、
貸金業法:総量規制の対象。
借入:収入がない人は借入が難しい。
審査:通りやすい。
【銀行系カードローン】、
銀行法:総量規制の対象外。
借入:独自審査で比較的借入し易い。
審査:銀行の信用もあり、審査は厳しい。
お金を借りるといっても、
これだけの違いがあります。
銀行系なら、借入が可能なケースがあるので、
諦めずにまず審査を受けてみてください。