世の中には
予測できないことが沢山あります。
普段気をつけているつもりでも
いざその時がくると慌ててしまう。
突然の怪我や病気での
入院もその一つではないでしょうか?
入院や治療費は
意外と高額になりがち。
でも実は、
高額療養費制度を使えば
負担を大きく減らせるんです。
この記事でわかること
①高額療養費制度とは
日本には
「高額療養費制度」があります。
この制度は、
治療費などが高額になった場合
一定の金額を超えた金額が、
後日、払い戻される制度です。
(一定の金額=自己負担限度額)
しかし、払い戻しには
時間がかかるため
「高額療養費貸付制度」を
併せて利用するのが一般的です。
高額療養費貸付制度は、
当面の医療費とし
無利子で貸付けを行う制度です。
貸付けの金額は、
「高額療養費支給見込額の8割相当額」です。
高額療養費貸付制度を利用するには
高額療養費制度は、
国民健康保険や
一般の健康保険の加入者で
あれば誰でも利用が出来ます。
しかし
保険料の滞納があると
利用できない点に注意してください。
また
実際にお金を受け取れるのは
申請後2 ~ 3週間かかる点にも
注意しておきましょう。
自己負担限度額ってどれ位?
自己負担限度額は
上位所得者、一般、低所得者の
3つに区分されています。
金額の算出方法がそれぞれ決められています。
被保険者の所得区分 | 自己負担限度額(1月当) |
---|---|
位所得者 (標準報酬月額53万円以上) |
150,000円 +(医療費-500,000円)×1% |
一般 (上位所得者、低所得者以外) |
80,100円 +(医療費-267,000円)×1% |
低所得者 (被保険者が市町村民税非課税等) |
35,400円 |
計算例(負担3割/70歳未満/一般)の場合
もしも窓口で払ったお金が
20万円だった場合、
実際の医療費は67万円弱です。
そして、上記の公式に
医療費を当てはめ
負担の上限額を計算すると
84,130円 になります。
窓口で支払ったお金から
自己負担限度額を引くと
115,870円となり、
これが高額療養費として支給されます。
つまりこの場合、
実際に患者が負担する金額は
200,000-115,870=84130円となります。
窓口で20万円の
請求を受けた場合、
患者の実質負担は
8万4千円程度で済みます。
高額療養費制度の注意点
高額療養費制度は、
入院費や治療費の負担が減る為
とても便利な制度です。
しかし、
高額医療費制度を利用しても
入院費や治療費を
全額賄えるわけではありません。
また、制度の性質上
どうしても費用の支給が
遅くなってしまいます。
(申請後2~3週間)
病気や治療の種類によっては、
お金が支給されるより先に
窓口での支払いが必要です。
窓口での支払いは、
場合によっては
数十万円単位の金額になります。
とても簡単に
用意できる金額ではありません。
そんな高額な
入院費や治療費の支払いを
乗り切るためは
どうすれば良いのでしょうか?
一般的には、
以下3つの方法があります。
①クレジットカードを利用する
②病院に相談する
③カードローンを利用する
高額医療費を払う・準備する方法
①クレジットカードを利用する
病院によっては
入院費や治療費を
クレジットカードで支払えます。
利用した病院が
クレジットカードに
対応していないかを
聞いてみると良いでしょう。
②病院に相談する
勇気を出して病院に
支払いについて相談するのも
一つの方法です。
病院によっては、
入院費や治療費の分割払いに
対応しくれるかもしれません。
分割払いの相談に
抵抗がない場合は、
直接交渉するのが良いでしょう。
③カードローンを利用する
カードローンを利用して
入院費や治療費を準備する方法もあります。
カードローンなら、
高額療養費制度と違い
即日での借入が可能です。
また、
緊急の医療費の貸付は、総量規制の例外
なので、既にカードローンを利用している
場合でも新規での借入ができる
可能性があります。
また、クレジットカードのキャッシングに
比べてカードローンの金利が低いところが
多いのも特徴です。
高額療養費制度を利用し、
支給されたお金を返済に当てれば
利息も高くつきません。
カードローンについて
当サイト管理人は過去に多くカードローンを
利用した経験が有ります。
実際に利用した中で
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医療費と総量規制
緊急の医療費の貸付は、
総量規制の例外です。
例えば年収が300万円ある人が、
100万円を借入れている場合、
これですでに3分の1となりますが、
緊急に医療費として
あと30万円借りたいというような
申し出があったときに、
これについては例外規定という形で
貸付けができる場合があります。
これが例外の貸付けにあたります。引用元:http://www.0570-051-051.jp/contents/user/1-1.html
つまり、
年収の1/3を超えても
返済能力があると
判断されれば借入可能です。
注意点としては
あくまで例外であると言うこと。
"医療費は総量規制の対象外"
と意味ではないので注意しましょう。
まとめ
入院費や治療費の支払いには、
・高額療養費貸付制度を利用しよう
・貸付は申請後 2 ~ 3週間
・窓口の支払いを乗り切ろう
入院や治療費が高額になっても、
高額療養費制度のおかげで
実際の負担額はかなり少なくなります。
しかし、制度の性質上、
貸付には時間がかかり
場合によっては
窓口の支払いが先になることも。
そんな時は、
クレジットカード、
カードローン、
病院への直接交渉で
支払いを何とか乗り切りましょう。
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