楽天カードの解約手続きの方法　支払いやポイントはどうなるのか

楽天カードに入会してカードを持っていたけど、もうカードを使わなくなったから解約したい。 でもカードを止めるにはどうすればいいんだろう、手続きが面倒そうと悩んでいる方はいませんか。

今回は楽天カードの解約・退会方法をまとめました。

解約する前の準備や確認事項がありますのでチェックしておいて下さい。

楽天カードの解約手続きの流れ

楽天カードの解約方法は、解約する本人が「楽天カードコンタクトセンター」へ電話するだけです。

ネットからの解約はできませんので注意しましょう。

解約手続きにはカード番号、暗証番号が必要です。

電話をする前に手元に楽天カードを準備しておきましょう。

解約の電話番号はこちらになります。

TEL： 0570-66-6910（営業時間9:30～17:30）上の番号で繋がらない場合はこちら。
TEL： 092-474-6287（営業時間9:30～17:30）

どちらも有料のダイヤルになりますので注意してください。

電話が繋がった後、音声ガイダンスのあとにスキップ番号「3800#」を入力すれば、すぐに「カード解約の手続き」メニューに移る事が出来ます。

その後はオペレーターの指示に従って解約手続きが進み、解約手続き終了になります。

手持ちの楽天カードははさみを入れて使えないようにしておきましょう。

営業時間の15時以降が繋がりやすく、逆に支払日の27日前後や、朝一番、正午前後は混雑して繋がりにくいようです。

楽天カード解約前に確認すること。

楽天カードを解約する前に確認しておきたい項目があります。

• 楽天カードによるすべての支払いは済んでいるか。
• 解約前に公共料金の支払い方法を変更しているか。

それぞれ詳細を解説します。

楽天カードによるすべての支払いは済んでいるか。

カードの支払いが残っている場合は、先に完済しておきましょう。

解約後残っている残高は、引き落とし口座からそれまでの支払い方法に応じて引き落としされます。

支払い方法について、リボ残高はリボ払いで、分割払いの残高は分割払いでそれぞれ請求されます。

先に解約手続きを行ってから、残りの返済を続ける事も可能です。

その場合、残額の支払い方法などは解約時に相談する必要があります。

解約後は「楽天e-NAVI」での支払い方法の変更はできませんので、楽天カードコンタクトセンターに問い合わせましょう。

解約前に公共料金の支払い方法を変更しているか。

楽天カードで支払っている、電気・ガス・水道などの公共料金の支払いがある場合は、解約前に別の支払い方法に切り替えてください。

ここで、切り替えの手続きが遅れてしまうと、各公共料金への支払いが滞ってしまう事になるので注意しましょう。

利用者が死亡した場合の解約

楽天カードの所有者が死亡した場合は、家族などの代理人がクレジットカード会社に連絡をして解約するというかたちになります。

楽天カードコンタクトセンターに電話し、契約者が死亡したため解約したいという旨を伝えましょう。

契約者の氏名、住所、カード番号などの個人情報を確認されますので、事前に準備し情報をまとめておきましょう。

電話の掛け間違いには十分注意してください。

楽天カードを解約できたか確認する方法

楽天カードを解約できたかどうか、過去に解約した気がするけど曖昧で不安になったので確認したい…となった場合、解約したかを確認する方法があります。

確認する方法は主に以下の3つです。

• カード会社に電話する。
• お店で実際にカードを使ってみる。
• 信用情報機関に問い合わせる。

もっとも確実な確認方法はカード会社に電話して解約できているか確認することです。

手元にカード情報などが揃っていれば電話一本で確認できます。

支払い　分割、リボ払いが残っていたらどうなるの？

楽天カードの退会時に残った残高は基本的に全額一括返済になります。

これは「楽天カード会員規約第20条(退会)」に以下の記述があります。

5.当社は、会員が退会する場合、支払日にかかわらず支払債務全額を直ちに請求できるものとします。
但し、当社が認める場合は、通常の支払方法によるものとします。
また、会員は、未払債務を完済した時点で退会となることを承諾するものとします。

ということで、基本的には全額一括返済ですが、利用状況や、相談によってはそれまでの支払い方法が選択できる場合があります。

再加入したい場合はどうすればいいの？

楽天カードを解約しても、再加入することは可能です。

しかし、前回審査が通ったからといって、必ず再加入できるとは限りません。

解約中の他社の利用状況、勤務先、居住形態、年収の変化などで審査結果が変わってくるためです。

再加入するときは、解約から最低半年はあけたほうが良いでしょう。

頻繁な解約と再加入の繰り返しはカード会社の心象が悪くなり、審査に通らなくなる可能性があります。

年会費は返金されるの？

楽天カードは基本年会費無料ですが、「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」「楽天ビジネスカード」は年会費が必要です。

楽天カードの公式サイトには以下の記述があります。

ご解約予定のカードの年会費をすでにお支払いの場合、年会費のご返金はできかねますので、次年度の年会費ご請求月までご利用いただくことをお勧めしております。
年会費は、ご契約月の翌々月27日(土日祝日の場合翌営業日)にご請求させていただきますので、ご解約前にご確認ください。

とあり、支払われた年会費は返金されません。

年会費の引き落とし月は契約月の翌々月の27日になりますので、年会費の請求月が来る前に解約手続きを進めると経済的です。

解約後の楽天ポイントについて

解約後の楽天スーパーポイントは、楽天IDを削除しない限り、継続して利用することが可能です。

つまり、解約後でも楽天IDがあれば「楽天市場」や「楽天ブックス」等での買い物にポイントを使うことができます。

楽天カードを解約する時の注意点

楽天カードを解約するときの注意点として、解約と同時にETCカード、家族カードも一緒に使えなくなります。

公共料金の支払先を楽天カードにしている場合は、解約前に支払い方法を変更する、他のカードを作っておくなどして、支払いが滞らないように対処しておきましょう。

まとめ

• 解約手続きは楽天カードコンタクトセンターへの電話のみ。
• 解約前に支払い残高の清算、公共料金の支払先の変更をすること。
• 利用者が死亡した場合は親族が代理人として解約できる。
• 再加入は可能だが、審査によっては通らない場合がある。
• 一度支払った年会費は返金されない。

楽天カードの解約は電話で済ませることができます。

解約する前に残高が残っていないか、公共料金の支払先の変更は済んでいるか確認しましょう。

再加入するときは半年以上間隔をあけてください。