クレジットカードの増額審査に落ちる理由を考える

クレジットカードのショッピング枠・キャッシング枠の増額を申込むと、必ず審査が行われます。

基準さえ満たしていれば落ちることはないだろう、と思いがちですが...

どういうわけか「審査落ち」となることもあります。

• なぜ審査に落ちてしまったのか？
• 審査に落ちた後の解決策

これらについてまとめました。

クレジットカードの増額審査に落ちた理由

クレジットカードの増額審査に落ちる理由は、主に2つあります。

• 審査以前の問題
• 審査基準での問題

ここからはそれぞれの理由を詳しく確認していきます。

審査以前の問題

審査以前の問題は主に、

• 申込書に不備がある

という理由が挙げられます。

申込書に不備がある

必要事項を正しく・漏れ無く記入したつもりでも、実はうっかりミスがあったことで審査に落ちてしまうことがあります。

また、虚偽の内容を記入することも審査落ちの理由の一つです。

年収や勤続年数を水増しして記入しても、すぐに見破られてしまいます。

必要事項は全て正確に記入する、2回3回と見直しをしてミスがないように確認しましょう。

審査基準での問題

審査基準での問題は主に、

• 審査基準を満たしていない
• 延滞などの記録がある
• 他のカードの借り入れが多すぎる

この3点があります。

審査基準を満たしていない

審査基準では主に「収入・勤務先」「住居」「カード利用歴」がチェックされます。

【収入・勤務先】

例えば「安定した収入がある」という基準では「継続した定収入があるのか？」がチェックされます。

他にも、雇用形態や勤続年数などがチェックされます。

【住居】

持ち家なのか？賃貸なのか？結婚しているのか？独身なのか？などが確認されます。

持ち家で、なおかつ結婚している（両親がいる）方が高く評価されます。

また、固定電話が設置してあると審査の際に有利なポイントになります。

固定電話を設置するには「電話加入権」を所持しているする必要があり、これを所持していると以下の証明になるからです。

1. 個人情報（住所・氏名）
2. 財産の所持（電話加入権そのものが財産）
3. 固定電話を設置できるだけのお金

【カード利用歴】

クレジットカードを利用し始めて間もない、まだ一度も利用したことがない。

このような状態で増額審査に申込んでも、落ちてしまう可能性が高いです。

というのも「カード利用歴＝実績・信用」だからです。

長期間・定期的にクレジットカードを利用すして、実績と信用を構築する必要があります。

延滞などの記録がある

延滞は61日以上または3ヶ月以上に渡る返済遅れのことを指します。

クレジットカードを利用してきた中で、延滞（滞納）などの記録があると、審査において大きなマイナスとなります。

他のカードの借り入れが多すぎる

クレジットカードには「総量規制」が適用されています。

総量規制とは年収の1/3までしか利用できないという規制です。

クレジットカードを2枚3枚と利用していて、それぞれの借り入れが多すぎる...

そして、年収の1/3に達している場合は、新規でクレジットカードを作成することができません。

まとめ

クレジットカードの増額審査で落ちてしまう理由は、

1. 審査以前の問題
2. 審査基準の問題

主に上記2点があげられます。

そして、それぞれをより細かくみていくと、下記のようになっています。

【審査以前の問題】
１．申込書に不備がある
→記入漏れ、虚偽の内容を記入するなど

【審査基準での問題】
１．審査基準を満たしていない
→収入・勤続年数・住居・カード利用歴など

２．延滞などの記録
→返済に遅れたことがあると大きなマイナス

３．他のカードの借り入れが多すぎる
→クレジットカードは総量規制の対象

もし、クレジットカードの増額審査に落ちてしまった場合は、上記の問題に該当していないか？を確認しましょう。

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