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基礎知識 クレジットカード

クレジットカードの返済を延滞した時の支払い方法について

クレジットカードの引き落としに間に合わなかった!返済を延滞してしまった!

この場合はどうやって支払いをすればいいのか?また、何かしらのペナルティが課せられるのか?

詳細を確認していきましょう。

クレジットカードの返済を延滞した時の支払い方法

返済を延滞した時の支払い方法は、クレジットカード会社によって異なります。

なので、もし返済を延滞した場合は、クレジットカード会社に電話をして、支払い方法をご確認ください。

※延滞した時の主な支払い方法は、「再引き落とし」と「振込」の2種類があります。

それぞれの詳細が次の通りです。

再引き落とし

残高不足などで引き落とし日に間に合わなかった場合でも「再引き落とし」によって返済することができます。

ただし、クレジットカード会社によって再引き落としが行われる期間が異なります。

また、再引き落としを指定している銀行もあります。

指定日以外に返済する場合は、振込で返済することになります。

振込

登録している銀行が再引き落としに対応していなかった。延滞が長期間に渡っている。

この場合は「振込」で返済することになります。

振込先の詳細は、クレジットカード会社にご確認ください。

※連絡先はクレジットカード裏面に記載してあります。

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クレジットカード会社ごとの延滞時の支払い方法を確認

代表的なクレジットカードとして、下記3社の延滞した時の支払い方法を確認してみます。

  • 三井住友VISAカード
  • JCBカード
  • 楽天カード

三井住友VISAカード

延滞した場合の返済は「再引き落とし」で行えます。

ただし、登録している金融機関によって再引き落としの期間や日にちが異なります。

※三井住友銀行やみずほ銀行の口座を登録している場合は、毎営業日再引き落としが行われます。

その他の金融機関の場合、再引き落としの日にちが指定されています。

詳しくはサポートセンターに電話をしてご確認ください。
(カード裏面に連絡先が記載してあります)

JCBカード

再引き落とし」での返済ができますが、金融機関によりけりです。

毎営業日再引き落としをしている銀行もあれば、再引き落とし日をしている銀行もあります。

詳しくはサポートセンターに電話をしてご確認ください。
(カード裏面に連絡先が記載してあります)

楽天カード

自動再引き落とし対象」の金融機関の口座を登録している場合は、再引き落としが行われます。

対象の金融機関は、楽天銀行やみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行など。

対象以外の金融機関の場合は、振込での返済になります。
詳しくはサポートセンターに電話をしてご確認ください。
(カード裏面に連絡先が記載してあります)

クレジットカードの返済を延滞すると生じる問題

返済を延滞すると、主に下記5つの問題が生じます。

  • 遅延損害金
  • 利用停止
  • 催促
  • 限度額引き下げ
  • 信用情報機関への記録

※最悪の場合、強制解約措置や財産(給与)差し押さえなどが行われることも。

ここからは各問題の詳細を確認していきます。

遅延損害金

いわゆる延滞金で、延滞日数が長引くほど額が膨らみます。

また、遅延損害金は下記の式で計算されます。

  • 利用残高×遅延損害金利率÷365日(366日)×返済日からの経過日数

※遅延損害金利率はクレジットカード会社によって異なります。

例えば、利用残高が10万円。遅延損害金利率が14.6%、遅延日数が70日の場合。

  • 10万円×14.6%÷365日×70日=2,800円

という計算になります。

利用停止

滞納分と遅延損害金を支払うまで、クレジットカードの利用が停止されます。

ショッピング・キャッシングのいずれも利用できなくなります。

公共料金などの支払いをクレジットカードで行っている場合は、注意が必要です。

クレカだけでなく、公共料金の支払いも延滞してしまう恐れがあるからです。

催促

再引き落としにも遅れた場合は、クレジットカード会社から催促が届きます。

厳しい取り立てではありませんが、信用度を失ってしまいます。

場合によっては、自宅や勤務先に電話がくることもあります。

限度額引き下げ

返済を延滞する=返済能力に問題がある、と捉えられます。

その結果、現在の利用限度額が引き下げられてしまいます。

信用情報機関への記録

延滞が長期間にわたると、その情報が信用情報機関に記録されます。

信用情報機関には、全国の金融機関(銀行・クレジットカード会社など)が加盟しています。

そして、個人情報や利用実績などが照会・共有されます。

そのため、延滞したという実績はマイナス要素になってしまいます。

まとめ

  • 支払い方法は「再引き落とし」や「振込」
  • 再引き落とし日や期間は金融機関によりけり
  • 対象以外の場合は振込で返済

もし返済を延滞した場合は、1分1秒でも早く支払うことが大切です。

早急にクレジットカード会社に電話をして、支払い方法の詳細を確認しましょう。

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