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カードローンの増額

カードローンの増額手続きをするときのリスク

カードローンを利用しているけど、今の限度額だとお金が足りない。もう少し増額してお金を借りたい。

という時は、ネットや電話などで限度額の増額を申込むことができます。

ただし、増額を申込む時にさまざまなリスクが生じます。

このリスクを知らずに申込むと、金融機関との間でトラブルが生じるかもしれません。

では、どのようなリスクが生じるのか?

リスクを回避するにはどうすればいいのか?

詳しく見ていきましょう

カードローンの増額手続きをする時のリスク

ここでのポイント

  • 審査中は追加融資を受けられないカードローンもある
  • 申込んですぐに増額されない
  • 審査に落ちてしまうこともある
  • 信用情報機関に記録される
  • 限度額が下がることがある
  • 利用停止になることもある

カードローンの増額手続きにはリスクが生じます。

手続きが完了し、増額審査に通過することができれば、何事もなく限度額が増額されますが...

増額手続きを申込むだけでもリスクが生じます。

では、どのようなリスクがあるのか?というと、下記の6つがあげられます。

1.増額審査中は追加融資を受けられないカードローンもある

利用しているカードローンによっては、増額審査中に追加融資を受けることができなくなります。

通常であれば、限度額の範囲内で繰り返し追加融資を受けることができるのですが...

増額審査中は、限度額に余裕がある場合でも融資が受けられない可能性があります。

なので、増額を申込む前に金融機関に電話をして、詳細を確認しておいた方がいいですね。

2.申込んでもすぐには増額されない

金融機関によって増額審査にかかる時間は異なります。

また、希望する限度額が高くなるほど、審査が慎重に行われるため、時間がかかります。

「じゃあ、限度額を低くすればすぐに審査も終わるの?」

と思いますよね。

金融機関の中には、増額審査の結果を「当日中」に届けてくれるところもあります。

アコムやプロミスなどの消費者金融系カードローンの場合は、審査にかかる時間が短い傾向です。

ですが、一般的には「2〜3営業日ほど」かかることが多いです。

銀行系カードローンの場合は特にこの傾向が強いです。
(みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行など)

どれだけ急いでいても、審査にかかる時間は短くできないので、注意が必要です。

3.信用情報機関に記録される

銀行や消費者金融、クレジットカード会社などの金融機関は「信用情報機関」に加盟しています。その情報を元に審査の合否を判断しております。

日本にはKSC/CIC/JICC、3つの信用情報機関があり、利用者の個人情報や利用商品・利用状況などが記録されています。

そして、記録されている情報は加盟機関同士で共有されています。

増額審査の申し込みに関してもこの信用情報に登録されます。(記録期間は6ヶ月

増額審査を申し込んだ後に他社カードローンの増額審査の申し込みも可能ですが、信用情報で以前の増額審査を申し込んだ記録が残っているので、他社で増額審査をしたのがわかります。(多重申込みと判断)

そうなると「他社でも増額審査を申し込んでいる」という点が審査に影響をあたえてしまうので、審査に通過するのが難しくなってしまいます。

なので、短期間での複数の増額審査申込みは避けたいところです。

4.審査に落ちてしまうこともある

増額手続きは誰でも簡単に申込むことができます。

ただし、審査に通過できるかどうかは利用者次第です。

100%確実に審査に通過できるわけではありません。

増額審査に通過するためには、これまでの利用実績や返済実績などが必要不可欠です。

実績不足・信用度不足と判断されると、増額審査に通過することはできません。

増額したい時はたいてい早めにお金が欲しい時。

審査に落ちてしまうとお金を借りるのが遅れてしまうのでそれが困る人には大きな問題です。

※増額審査に落ちると信用情報機関に記録されるの?

増額審査(もしくは新規申込み)をすると、その情報が「信用情報機関」に記録されます。

となると、審査に落ちたという情報も信用情報機関に記録されるのか?

気になるところですよね。

これについてですが、増額審査に落ちたことは信用情報には記録されません。

なのですが・・・・

  • 審査に通過したことは記録されるが審査に落ちたことは記録されない
  • 審査に落ちた時は、審査に申し込んだ記録しか残らない
  • 他のカードローン会社が信用情報を見て、審査に申し込んだ記録しか無いのをみて審査に落ちたと判断

記録に残らなくともカードローン会社には増額審査に落ちてしまっていることはわかってしまします。

なので、増額審査が落ちたからといって他社カードローンの増額審査を申し込んでも審査に通るのは厳しいと考えられます。

この増額審査申込の記録は「6ヶ月」されるので、再度申し込むにはあと6ヶ月待つ必要があります。

なので、増額審査を申し込む前には高い確率で審査に通るための準備はしておきたいところです。

5.限度額が下がることもある

カードローンの増額審査では「現在の契約内容」と「これまでの利用実績」がチェックされます。

何も問題なければ大丈夫なのですが...

契約時より年収が大きく下がっている、過去に遅延や延滞をしたことがある。

このようなマイナス要素があると、限度額が引き下げられる可能性があります。

強制解約になるわけではないので、これまで通りカードローンを利用することができます。

ただ、限度額が下がると、元の限度額に戻すのは非常に大変です。

再度実績をつくり、増額手続きを申込む必要があるからです。

このリスクを考えると、闇雲に増額を申込むのはやめた方がいいと言えますね。

6.利用停止になることもある

極めれ稀なケースではありますが、利用停止になる(利用制限がかかる)こともあります。

毎月のように遅延を繰り返している、長期間に渡って返済を滞納している。

また、年収と限度額のバランスが全くとれていない。
(返済能力と見合っていない)

このような場合は、利用停止や利用制限がかかる可能性があります。

ただ、利用残高を一括で請求されることはありません。

利用残高の返済に関しては、これまで通り続けていけます。
(口座引き落とし、振込、ATM返済など)

いきなり全額返済とはならないので、その点はご安心ください。

数多くの増額申請をしてきた管理人が思うこと「増額のリスクはでかい」

ここまで「増額のリスク」について書いてきましたが、

  • 増額申請すると借入状況(クレジットカード・カードローン)の個人信用情報が見直される
  • 借入状況、収入状況によって限度額が下がる、カード停止される恐れもある

この状況は避けたいものです。

当サイト管理人は最大7社-225万円までカードローンで借り入れしたことがあるのですが、当然、増額も何度もトライしてきました。

あの頃はよく考えないで「お金が足りないから」という安易な理由でがんがん増額申請をしていましたが・・・

増額が成功したよりも「増額審査に落ちる」ことのほうが多かったですね。というかほとんど増額審査に落ちてました。

逆に(数少ない)増額が成功したケースでは

  • 増額案内の電話やメールが来た時は増額に成功しやすい
  • お金が足りないときほどそういう案内はなかなか来ない
  • 借入枠が増えてから日が浅いはもちろん、収入状況や借り入れ実積がそんなに変わっていないと増額の成功率は低い

ある程度条件が揃ってないと「増額は難しいなー」と感じております。

あの頃はちょっとアレでしたが、知識ある今となってはあの時増額が上手くいかなかったのがよくわかります。

増額申請して、限度額が下がるのも危ないし ましてやカード停止になったら目も当てられない

収入状況や利用状況が良好でしたら、増額も問題ないですが・・・

安易に増額はしないほうがいいというのが率直な意見です。

現に私自身限度額を下げられたことがありました。

あの時はキツかった。限度額を超えていた借入分はすぐに請求はされませんでしたが、借りれるはずだった金額が減るのは辛いものがあります。

自分の体験からも本当に「増額は難しい」「悪条件になるリスクはでかい」と感じております。

とはいえ、お金が必要なのに増額はできないので『どうしよう』という場面は何度もありました。

そんな時、管理人は他社のカードローンに申し込み借り入れに成功しています。

お金が足りない時はたいてい時間がない時。そんな時は増額するより他社カードローンから借入したほうが圧倒的に早かったです。

少なくとも現在使っているカードの限度額を下げられることはありません。

本来は借り入れを増やすのはあまり良くないのですが、そうも言ってられない人向けに複数のカードローンを経験した管理人が利用しやすかったおすすめのカードローンを紹介します。

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■管理人の体験談■

実際に管理人は、
他社から80万円借りている状況で

  • プロミスと契約し20万円借入
  • その後アイフルから25万円借入

ができた経験があります。

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