クレジットカードの返済に遅れた時の対処法や生じる問題について、詳しくまとめています。
1日くらい遅れても、少額だから大丈夫だろう。
などなど、返済遅れを安易に考えがちですが、今後の利用において悪影響が生じます。
また、1日でも返済に遅れた時点で、各種ペナルティが生じます。
どのようなペナルティが生じるのか?また、返済に遅れた時はどうすればいいのか?
詳細を確認していきましょう。
クレジットカードの返済に遅れた時の対処法
クレジットカードの返済に遅れた場合は「今すぐに電話で報告をすること」が一番の対処法です。
連絡先は「各クレジットカードのコールセンター」です。
お使いのクレジットカード裏面に連絡先が記載してあるので、そちらに電話をします。
ちょっとくらいなら放っておいても大丈夫だろう。再引き落としがあったと思うし、連絡が届いたら対応しよう。
このような安易な考えは絶対にダメです。
1日でも返済に遅れると「遅延」という実績が記録されます。
ですから、なるべく早くクレジットカード会社に電話をして「返済に遅れてしまった」という旨を伝えましょう。
クレジットカードの返済遅れを放置しているとどうなる?
クレジットカードの返済遅れを放置していると、支払いを促す連絡が届きます。
厳しく取り立てられることはありません。
が、連絡なしで返済に遅れたうえ放置していたわけですから、信用度が大きく低下します。
また、返済遅れが長期間になると「延滞」とみなされます。
延滞は遅延よりも重いペナルティが課せられ、最悪の場合クレジットカードの強制解約措置が取られます。
遅延と延滞の違いについて
どちらも同じ意味合いで使われる言葉ですが、金融業界では次のように定義されています。
- 遅延:短期間の返済遅れ
- 延滞:61日以上または3ヶ月以上にわたる返済遅れ
遅延を何度も繰り返す場合も「延滞」とみなされることがあります。
お金に苦しい時そう思いがちですが、返済を遅らせてしまうとのちのち取り返しのつかない不利な状況になるので絶対ダメです。
こんな時、誰にも知られず素早く一時的にお金を借り入れできると非常に助かります。
私の経験を元に素早く借り入れする方法をまとめてみました。
>>1万円/2万円/3万円/5万円借りるにはどうすればいい?経験者が語る数万円を素早く誰にも知られずに借り入れする方法
クレジットカードの返済に遅れた時に生じる問題
1日でも返済に遅れると、主に下記の問題が生じます。
- 遅延損害金
- カード利用停止
- 信用度低下
また、さらに返済遅れが長引き「延滞」とみなされると、下記の問題に発展する可能性があります。
- 催促
- 限度額の引き下げ
- 信用情報機関への記録
- 強制解約
ここからは、遅延した時に生じる問題(遅延損害金/カード利用停止/信用度低下/)について、詳細を見ていきます。
遅延損害金について
遅延損害金は「延滞金」にあたるもので、当月の支払いとは別で支払うことになります。
なので、返済に遅れた場合は「当月の支払い+遅延損害金」を支払います。
また、遅延損害金の額は下記の式で計算されます。
- 利用残高×遅延損害金利率÷365日(366日)×返済日からの経過日数
※遅延損害金利率はクレジットカード会社によって異なります。
例えば、利用残高が10万円、遅延損害金利率が14.6%、1日だけ返済に遅れた時の額が次の通り。
- 10万円×14.6%÷365日×1日=40円
とても小さな額ですが、だからといって安心してはいけません。
というのも、金額以上に「信用度」を失ってしまうからです。
遅延損害金について「いつ発生する」「どのタイミングで支払われる」などこちらでより詳しく解説しておりますので参考にしてください。
▶▶クレジットカードの遅延損害金について|遅れた時すぐ連絡
カード利用停止
遅延損害金と同じく、返済に遅れた時点でクレジットカードの利用が停止されます。
ショッピング/キャッシングサービスのいずれも利用できなくなります。
買い物の決済でエラーが生じる、限度額に達していないのに追加での借入れができない。
このような場合、返済遅れが原因でカードの利用が停止されている可能性があります。
クレジットカード会社に電話をして、現在の返済状況を確認しましょう。
クレジットカードのカード停止については「どのタイミングで停止になるか」「停止の時に連絡はくるのか」などこちらでより詳しく解説しておりますので参考にしてください。
▶▶クレジットカードの利用停止になってしまう原因と対処法について
信用度低下
事前に連絡をして、返済日の変更や引き伸ばしをしている場合は問題ありません。
が、連絡なしで・無断で返済に遅れると、信用度が大きく低下します。
返済に遅れた時は「ちょっとくらいなら大丈夫だろう」と軽く考えがちですが...
後になって事の重大さを痛感します。
(限度額の引き上げ審査に通らなくなるなど)
さらに返済遅れが長引くとブラックリストに載る危険性も
返済遅れが60日を超えると今まで「遅延」とされていたものが「延滞」への扱いが変わります。
「延滞」扱いになるとブラックリスト(信用機関への事故情報として記録される)に載ってしまします。
ブラックリストに情報が載ってしまうと、そのカードだけでなく他社カードや金融機関(各種ローンなど)にも情報が共有されてします。
そうなってしまうとそのカードが使えなくなるだけでなく、他のカードでの利用停止、各種ローンの審査、携帯電話の分割契約、賃貸契約にも悪影響を与えます。
そうなってしまわないように返済遅れは早急に解決しなくてはいけません。
>>クレジットカードで延滞すると他のカードやその他ローンのにどんな悪影響がある?
まとめ
1日でも返済に遅れると「遅延」として記録されます。
もし、返済遅れに気が付いた場合は、今すぐクレジットカード会社に電話をしましょう。
(カード裏面の連絡先に電話)
また、返済に遅れると、主に下記3つの問題が生じます。
- 遅延損害金
- カード利用停止
- 信用度低下
さらに返済遅れが長引くと「延滞」扱いになってしまいます。
遅延・延滞を絶対にしないためにも、返済計画を徹底管理することが大切です。
お金に苦しい時そう思いがちですが、返済を遅らせてしまうとのちのち取り返しのつかない不利な状況になるので絶対ダメです。
こんな時、誰にも知られず素早く一時的にお金を借り入れできると非常に助かります。
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