アコムの返済を延滞すると、遅延損害金という延滞利息が生じます。
遅延損害金は通常の利息とは、計算方法がやや異なります。
また、延滞期間が長引くほど額も膨らむので注意が必要です。
では、アコムの延滞利息(遅延損害金)はどうやって計算されるのか?
大体いくらくらいになるのか?
詳しく見ていきましょう。
遅延と延滞の違いについて
1日でも返済に遅れると「延滞してしまった...」と思うかもしれません。
でも、延滞という扱いになるには、一定の条件(期間)があります。
どちらも似た意味合いの言葉ですが、金融業界では下記のように定義されています。
- 遅延:短期間の返済遅れ
- 延滞:61日以上または3ヵ月以上にわたる返済遅れ
似たような言葉でも、定義を見てみると大きな違いがあることがわかります。
また、遅延よりも延滞の方が重いペナルティが課せられます。
なので、延滞は絶対に避けたいところです。
アコムの返済を延滞したら利息はいくらかかる?
アコムの返済を延滞した時の利息は、借入額や延滞日数によって異なります。
また、延滞によって生じる利息は「遅延損害金」となります。
延滞前に生じる利息は通常の利息、延滞中に生じる利息が遅延損害金、という形です。
そのため、二重に請求されるわけではありません。
借入額・延滞日数ともに少なければ遅延損害金も少なくなります。
反対に、どちらも多くなると遅延損害金も多くなります。
では、遅延損害金はどのように計算されるのか?
計算式が下記の通りです。
- 借入額×延滞利率÷365×延滞日数
※うるう年の場合は365日ではなく「366日」になります。
※アコムの遅延損害金利率は「年20.0%」です。
次に、いくつかの例を用いて計算してみます。
例1.5万円を10日間延滞した場合
5万円×20%÷365日×10日=約273円
まだ金額は小さいですね。
例2.10万円を30日間延滞した場合
10万円×20%÷365日×30日=1,643円
先ほどよりも額が大きくなりました。
このように、借入額が延滞日数によっては一気に額が膨らみます。
例3.20万円を60日間延滞した場合
20万円×20%÷365日×60日=6,575円
6,500円くらいなら...と思うかもしれませんが、甘く考えてはいけません。
延滞日数が長引くと、強制解約や残高の一括請求が届くこともありますからね。
お金に苦しい時そう思いがちですが、返済を遅らせてしまうとのちのち取り返しのつかない不利な状況になるので絶対ダメです。
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生じた利息(遅延損害金)の支払い方法について
延滞によって生じた遅延損害金は、振込(入金)で支払います。
ただ、利用者によって振込先が異なるので、事前に確認する必要があります。
詳しくは、アコム総合カードローンデスク(0120-629-215)に電話をして、ご確認ください。
遅延損害金の他に生じる問題について
アコムの返済を延滞すると、様々な問題が生じます。
遅延損害金や利用停止が代表的ですが、それ以外にも下記のような問題が生じます。
信用度低下
目に見える問題ではありませんが、延滞すると信用度が著しく低下します。
アコムとはお金だけでなく”信用度”のやり取りもしていますからね。
信用度が低下すると、今後の利用に悪影響をおよぼします。
催促
いつまでも返済がないと、アコムから催促が届きます。
最初はスマホに。対応しないでいると自宅や勤務先に電話がきます。
それでも対応しない場合は、自宅宛てに「督促状」が届きます。
この日までに返済がない場合は残高を一括で請求します、といった内容が記載されています。
限度額引き下げ
返済を延滞する=返済能力に問題がある、と判断されます。
そのため、現在設定されている限度額が引き下げられてしまいます。
もとの限度額に戻すためには、増額審査に通過する必要があります。
でも、信用度が低下している状態ですから、審査に通過するのは非常に厳しいです。
強制解約
返済能力がない・返済する意志がないと判断されると、強制解約がおこなわれます。
同時に、残高の一括請求も届きます。
さらに、信用情報機関にもこの実績が記録されます。
こうなると、他社のカードローン・クレカの利用にも悪影響が出てきます。
新規で契約することも難しくなります。
延滞が長引くと法的手続きが取られることも
延滞が長引くと、アコムだけでなく”裁判所”が介入してきて法的手続きがとられます。
代表的な手続きが「財産の差し押さえ」です。
今すぐ支払えるお金がなくても、給与の1/4程度が差し押さえられます。
延滞中の返済に悩んでいる時はアコムに相談を
延滞をいつまでも放っておくわけにはいきません。
家族や会社にも迷惑が及ぶ可能性があるからです。
なので、延滞した時はすぐアコムに相談しましょう。
店頭窓口にいく、もしくはアコム総合カードローンデスク(0120-629-215)に電話をして、返済について相談をしましょう。
まとめ
アコムの返済を延滞した場合、延滞分に加えて「延滞利息/遅延損害金」を支払うことになります。
借入額や延滞日数が多いほど、遅延損害金も膨らみます。
また、遅延損害金の他にも下記のような問題が生じます。
- 遅延損害金
- 信用度低下
- 催促(電話/督促状)
- 限度額引き下げ
- 強制解約
場合によっては法的手続き(給与差し押さえ)も行われるので、絶対に延滞を長引かせてはいけません。
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